護身術とその前にやるべき事。(筋トレを遊ぼう。書庫その1)

selfdefense

photo by USARJ NCO CORPS

人は何の為に体を鍛えたり強くなろうとするのだろう?

そんな思いで士心館の館長として実践空手・護身術の指導をされている林 悦道(はやし えつどう)先生の著書
【誰でも勝てる!完全「ケンカ」マニュアル】
を読んでみました。

この著書では、林先生が自身の体験に基づいて実際に起こり得る危機的状況において簡単に使える護身術を写真付きでとても分かりやすく紹介されています。
さらにDVDまで付いて動画でも学べて大変勉強になります。

ただ、いくら「簡単に」とは言っても当然動画を見ただけで自分がいざそういう状況になった時に体がその通りに動くはずもない。

もし自分がこういう場面に遭遇したら自分はどう行動すれば過剰防衛にならずリスクや犠牲を最小限に抑えて危機を回避できるか常日頃のシミュレーションと練習があってこそ、何があっても冷静な状況判断ができスマートに立ち振る舞える。
林先生も若い時からこの状況なら自分ならどうするか瞬時に考え判断力を磨いてこられたそうです。

そして、こういうシチュエーションなら自分は戦うあるいは逃げる等の行動指針をあらかじめ決めておかないと、いざという時になってから考えたのでは迷いが生じて後れを取ってしまう。
その行動指針は、自分なりの正義感や自分はこうありたいという信念と自分自身の今の実力と相談して決まってくるもの。
護身術は肉体的危機から自分の身を守ることのみならず自分自身を貫くための手段であり、まず自分はどうしたいのか明確にするのが一番先決
まず貫きたい自分があって、それに対して自分自身の実力が足りないからこそ厳しい訓練や修行を課すモチベーションが生まれる。
世の中は何かと複雑だけれど、だからこそ自分自身を磨き自分の信念を貫いている人は見ていて気持ちいい。
林先生の著書は技の勉強だけでなくそんな爽快感や勇気が貰えて、また技術以前の心構えや正義から死生観に至るまで哲学的要素もあり考えさせられるところも多く、これから格闘技や筋トレ等を始めたい方には特にお薦めです。

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